年の瀬のセルフケア
12月も後半に入り、街の賑やかさとともに、どこか急き立てられるような空気を感じる時期になりました。 大掃除や新年の準備、仕事の締めくくりなど、知らず知らずのうちに「心と体」に力が入りすぎてはいませんか? 「年末だから頑張らなくては」という思いは素晴らしいことですが、この時期は体調を崩しやすいタイミングでもあります。 今日は、健やかに新しい年を迎えるために、今すぐ実践できる「心のセルフケア」についてお話しします。 忙しさに飲み込まれそうなときほど、一度立ち止まって「今、ここ」の感覚に意識を向けてみましょう。 やり方は簡単です。温かいお茶を飲むとき、その香りをじっくり嗅ぎ、喉を通る温かさをしっかりと感じるだけ。 あるいは、椅子に深く腰掛けて、ゆっくりと深呼吸を3回繰り返すだけでも構いません。 脳を「活動モード」から「リフレッシュモード」へ意識的に切り替える時間を、1日に数回作ってあげましょう。 振り返りの時期になると、つい「できなかったこと」に目が向き、反省モードになってしまう方も多いかもしれません。 しかし、この1年を走り抜いてきたこと自体が、何よりの成果です。 「今日は早く寝られた」「バランスの良い食事を一食摂れた」など、小さなことで構いません。自分の健康のためにできた 「良いこと」を数えて、自分自身に「お疲れ様」を伝えてあげてくださいね。